シンプルイズベストだからこそ難しい? 皆さんはペペロンチーノに対してどんなイメージがありますでしょうか?
実は、ペペロンチーノはニンニクとオリーブオイルと唐辛子が主役であり
正式名称はイタリア語でアーリオ(ニンニク)・オーリオ(油)・ペペロンチーノ(唐辛子)といいます。
ペペロンチーノはパスタの基本、大阪のうどんで例えると、トッピングがほぼ何も入っていない゛素うどん゛みたいなもので、
本場イタリアでは、お店で食べるのではなくお家で食べるものとして非常にポピュラーな定番パスタなのです。
ということは、皆さんが思っているほど実際は難しいものではありません。
今日これを読んでしまえば、あっという間にササっと作れるようになってしまいます👍
それでは早速、簡単でおいしいペペロンチーノの作り方を紹介していきましょう。
目次
使用材料(1人前)
- パスタ:130g~150g
- オリーブオイル:大さじ2杯
- ニンニク:1かけ
- 赤唐辛子:2本
- ベーコン:60g
- コショウ:少々
使用材料におけるポイント
- パスタは1.4mm~1.7mmのスパゲッティをおススメします。
味がシンプルなので、あまり太すぎると味がぼやけてしまいます。 - オリーブオイルはソースの主役になりますので、香りや味わいが深いエキストラバージンオリーブオイルを使用してください。
- ニンニクは香りづけがよくなるように粗目のみじん切りにしてください。
お好みでみじん切りとは別にスライスしたニンニクをきつね色になるまで炒めておき、最後にトッピングするのもおススメです。 - 唐辛子は中の種を取り除き輪切りにします。辛めがお好きな方は、輪切りのものとは別で種を取り除いた鷹の爪そのまま1本を一緒に炒めてください。
- ベーコンは薄切りまたは好きな大きさ・厚さに切ったものどちらでも好みで入れてください。
- コショウは粗挽きの黒コショウをおススメします。
調理工程
- 鍋に水を入れて沸騰するまで待ちます。
- お湯が沸騰したら塩を加えパスタを入れます。(茹で時間はパスタのパッケージにある表示書きを参考にしましょう。)
- フライパンにオリーブオイル・ニンニク・唐辛子を入れてじっくりと香りを引き出し、ニンニクが薄いきつね色になるまで火を通します。
- パスタが茹で上がる前に、フライパンにお玉一杯分のパスタのゆで汁を加え軽くとろみをつけていきます。
- パスタが茹で上がったら、フライパンに移しパスタ全体にソースを絡めます。
- 味見をし塩味が足りないと感じた場合のみ塩を少し加え味を調えます。
- パスタにソースがなじんだら、お皿に移しお好みで粗挽き黒コショウをふりかけて出来上がりです。
調理工程におけるポイント
- 鍋に入れるお湯の量は麺どうしが付かないよう、たっぷりめの2.0ℓを目安にしましょう。
- 塩の量は、お湯に対して少し多めの2.0%である40gを目安にし、パスタにしっかりと塩味をつけましよう。
また、パスタを茹でているあいだは、頃合いを見ながら∞(ムゲンダイ)の字を書くようにお箸などでかき混ぜると、パスタどうしが引っ付かずに茹で上がります。 - 弱火でじっくりフライパンに火を通して、オリーブオイルに香りと旨味と辛味を移します。
- 茹で上がる直前にフライパンにゆで汁を加え、オリーブオイルとしっかり混ぜ合わせとろみが出るまで乳化させます。
- 茹で上がったパスタはフライパンに移す前にしっかりと湯切りをおこなってください。
- 他のパスタメニューよりもゆで汁に多めの塩味がついているので、基本的に調整の塩は必要ありません。
- コショウはお好みでふらなくても大丈夫です。
まとめ
いかがでしたでしょうか!?
今回ご紹介したレシピにはベーコンを使用しましたが、本場イタリアでのペペロンチーノは、ベーコンも入れない本当にシンプルなものになります。
さらにアレンジで、湯通しして適度な大きさにカットしたキャベツやブロッコリーなどを入れても美味しいですし、魚介類でイカやアサリを入れたり、アクセントでアンチョビを少しソースに入れてもコクが増して、非常に美味しくいただけます。
皆さんの好みでアクセントを加えて、アレンジペペロンチーノなども作っていただければ、レパートリーの幅もひろがりますね😊
それでは皆さん、Lets' Cooking 🍳